詰碁を解くための魔法の言葉を教えるよ♪
こんにちは、師範の荻野です。
今回は詰碁にチャレンジしたい級位者のために、道場流の3つの格言を伝授いたします。
詰碁を解いてみよう
詰碁とは、囲碁の生き死にを問題にした死活のパズルです。
詰碁を解くことで、囲碁の読みの力を付けたり、石の生き死にの感覚が身に付きます。
囲碁が強くなりたい人だけではなく、通勤時間にパズル感覚で解きたい人にもオススメです。
詰碁を解くための3つの格言
- 外から狭める、生きるときは広く!
- 敵の急所が我が急所!
- 2の一が急所!
この3つをマスターすれば、級位者向けのたいていの詰碁を解くことができます♪
これで解けない詰碁というのは難しい詰碁ですね(笑)
それではひとつずつ例題を交えて見ていきましょう♪
外から狭める、生きるときは広く!
詰碁を解くときは最初に外から打つ手を考えるのが基本です。
相手の石を取る問題では、外から相手のスペースを狭くする。
⇒「ハネ」る手がスペースを狭くする好手♪
自分の石を生きる問題では、外側にスペースを広くする。
⇒「サガリ」がスペースを確保する好手♪
例題その1
両方の手番を見てみましょう♪
白番なら「ハネ」から狭める!
黒番なら「サガリ」で生きる♪
敵の急所が我が急所!
詰碁では外から狭めたあとは、急所に一撃!になります。
相手に打たれたら困る場所というのは、
自分にとっても同じ場所が急所の一手になることが多いです。
例題その2
黒番です。どう打ちますか?
白2に守られると白生き。
黒からも急所の地点で白死!
2の一が急所!
隅の詰碁の急所を考える上で欠かせない候補が、「2の一」です!
「2の一」とは座標です。
Aが「2の一」
Bが「1の二」です。
この2つの地点が隅では急所になることが多いです♪
例題その3
黒番です。どこが急所ですか?
カケツギだと白2が妙手で死。
2の一が急所の守りで生き♪
まとめ
考える順序としてはまず外から考える、その次に中の急所を探すという風になります。
詰碁を解くときはぜひこの3つの格言を思い出しながら解いてみてください♪
ここまでお読みいただきありがとうございました。
最後に確認問題を用意しましたので、余力のある方はぜひ解いてみてください♪
確認問題:黒先
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