「囲碁が嫌いな子ー子ども達が夢を描く囲碁界に」洪清泉ストーリー⑧

囲碁が嫌いな子」私は小さい時に本当に囲碁が嫌いでした。しかしある出会いときっかけで囲碁が好きになり今の私、そして「洪道場」があると思っています。毎週2~3ずつゆっくりいろんな棋士のストーリーを紹介します。

 プロを10年やってみて、衝撃を受けたことがあります。関西棋院のランキング14位でNHK杯に出場しました。結城聡九段が前年優勝したので、1人繰り上げで出ることができたのです。そのときの私の1年間の対局料合計が230 万円でした。関西棋院には130人います。100人以上がこれより少ない対局料だということです。

 こういう状況では子どもたちに棋士という職業に夢を持てません。個人的には手合いを打って、個人レッスンしたほうがいいけれど、市場をもっと大きくして子ども達が夢を持って挑戦出来る囲碁界にしたいと思いました。

 2026年に創業55年になる碁会所「秀哉」を2016年に引き継ぎました。碁会所がだんだん無くなってきていて、これでは囲碁を広めることができなくなってしまいます。近くにある碁会所、学べる教室を調べるホームページとして、2020年「GOMARU」を立ち上げました。しかしちょうどコロナで大打撃だった頃です。コロナがあんなに長くなるとは思わなかったです。2021年4月には、メンタルは強い方ですが、鬱状態になってしまって自殺を考え千葉鋸山の地獄のぞきへ行きました。

 その時に教え子達からの激励がなかったら今私はいなかった気がします。遼が「元気出してください」と電話をくれたり、空也が道場に来て励ましてくれました。

つづく。。


洪道場総師範
洪 マルグンセム

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