「日曜道場出身棋士ストーリー」 藤沢里菜女流本因坊③ 日本代表藤沢里菜!

 洪道場が始まる時に会員番号がありまして里菜は002でした。2004年夏に私は小さな里菜(当時6歳)に会えましたが、大きな運が訪れた気がしました。里菜と勉強する一日一日は幸福でした。里菜とのストーリーを贈りします。

 その時勉強したのが『発陽論』です。詰碁の中でもっとも難しい、トップ棋士でも苦しむ問題が多く揃っています。頭の中で問題図を作って、完璧に読めるまで考えます。そして石を使わず言葉だけで答える、ということをやっていました。手数の長い問題は80手~100手も行きます。石を使用しないので、頭に碁盤がないと出来ません。強い棋士はこの碁盤が頭の中にいくつもあります。
 
 囲碁だけをやっているイメージがありますが、実はそうでもないです(笑)。ディズニーランドも大好きですし、可愛いグッズや、甘い物、映画も、アニメも同じ年齢の女の子のように好きです。以前、偶然カラオケで里菜の歌を聞いたことがありましたが、とても上手でした!

 里菜は常に囲碁が広がる活動をしています。囲碁が広まらないといけないと感じているのでしょう。世界がより見えるようにもなったと感じています。そして自分の幸せも考えるようになって結婚もしました。棋士の横塚力というかっこいい伴侶に出会えてよかったです。里菜が小さな子どものころ、私は秀哉で指導碁を打っていたのですが、里菜と力も来ていました。そのふたりが結婚するとは不思議な感じがします。二人には幸せになって欲しいです。

 現在(2026年)は日本を代表する女性棋士のひとりとなりましたが、いつも謙虚で勉強姿勢は同じです。今でも昼も勉強、夜もネット碁で勉強、毎日のように勉強しています。それが里菜の一番の長所だと思います。さらにグレードアップして中国韓国に勝つには、序盤・中盤で主導権を握れるようにするのが大事です。これからは囲碁の未来のために、後輩たちを引っ張っていく存在になって欲しい。いつも心いっぱい応援しています! いつも元気に幸せにね!

 洪道場総師範
 洪 マルグンセム

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