「囲碁が嫌いな子」私は小さい時に本当に囲碁が嫌いでした。しかしある出会いときっかけで囲碁が好きになり今の私、そして「洪道場」があると思っています。毎週2~3ずつゆっくりいろんな棋士のストーリーを紹介します。
韓国はアマ大会が多く、1ヵ月に2回ほどあります。そして必ず賞金があります。大きいもので優勝100万円から、少なくても20万円くらいでした。私は、アマ大会の賞金だけで生活が出来ていました。
2002年、私の人生のターニングポイントの年です。世界アマ選手権で菊池康郎先生に出会えたことです。先生は韓国でも、日本アマ四天王としてプロ棋士も恐れる存在、緑星学園を作りたくさんの弟子を育てたことで有名でした。先生と対局が出来てとても光栄でした。お話もして、先生の囲碁への思い、信念を感じました。私も先生のようになりたいと強く思いました。日本語もその時習い始めました。
当時、韓国トップアマの位置で活躍していましたが、いつまで優勝出来るか分からないし、それよりも私の能力を指導という形で使いたいと考えました。韓国ではたくさんの道場や教室があるので、菊池先生がいる日本か、友人がいるタイで囲碁を教えたいと考えるようになりました。
2004年、日本に来ました。幸い助けてくださる方々のおかげで、何とか日本で生活できるようになりました。今もその方々には、心いっぱい感謝しています。私は日本の地で死ぬつもりで決心をしています。そして、日本囲碁界に少しでも役に立てるようになりたいと思っています。日本が強くなればそれは韓国、中国にもプラスになることだと思います。
洪道場総師範
洪 マルグンセム
「囲碁が嫌いな子ー人生のターニングポイント」洪清泉ストーリー⑥

