【6年ぶりの快挙】福岡航太朗三段がU20世界戦準優勝
20歳以下の選手を対象にした世界戦、第9回グロービス杯本戦が6月5日に開催され、洪道場出身の福岡航太朗三段が準優勝を収めました。
日本人選手が決勝まで進むのは6年ぶりです。(ちなみに第1回グロービス杯では一力遼先生が優勝)
後のYouTubeの自戦解説で「中韓の選手はヨミが早く形勢判断が強い。その中で決勝に上がれたことはほんの少し自信につながった。」とお話されていました。
準決勝では中国の新人王・周泓余六段に勝利し、決勝戦で2連覇のかかった王星昊七段に惜しくも破れ準優勝。
株式会社グロービス主催の「日本で唯一開催される世界棋戦」(現在はオンライン)。年齢制限20歳以下。総勢16名でリーグ戦を行い、上位8名の本戦トーナメントで優勝を争う。1手30秒、1分10回、優勝賞金150万円。日本代表決定戦は34名で繰り広げ、勝ち上がった代表選手は福岡航太郎三段の他に、辻篤仁三段、西村仁初段、渡辺寛大二段、徐文燕初段、森智咲初段。
ライブ中継や自戦解説
柳時熏先生がご自身のYouTubeチャンネルで準決勝をライブ解説されていました。
棋譜だけ見ても難しいという方にぴったりです。
福岡航太郎三段、中国の強豪に勝って、決勝進出!
先程までLIVE配信しました。https://t.co/Coykf6W9W4前回のチャンピオン、王星昊 七段
との決勝戦、間もなく行われます。#グロービス #囲碁世界戦 pic.twitter.com/ueX8l1WwkS— 柳 時熏【囲碁プロ九段】 (@ryu_shikun) June 5, 2022
日本棋院のチャンネルでは日本代表の選手たちが自局を振り返り、感想を残しています。
対局中の思考がわからない分、その時何を考えていたのか教えてくださるのは貴重な機会です。
チャット欄では「大健闘お疲れさまでした!」「世界戦、次戦もがんばってください」と温かいコメントで溢れています。
もちろん週刊碁にも
週刊碁でもしっかり大見出しです!
【#週刊碁 6月20日号(6月13日発売)】
・グロービス杯世界囲碁U-20
・阿含・桐山杯本戦開幕
グロービス杯では福岡航太朗三段が準優勝を決め、日本碁界の可能性を示しました!阿含・桐山杯の開幕局は本因坊文裕(井山裕太)VS.芝野虎丸九段。文裕が幸先良いスタートをきりました。 pic.twitter.com/yMgTYP43WM— 日本棋院出版部 (@Nihonkiin_book) June 11, 2022
まとめ
20歳以下の選手を対象にした世界戦、第9回グロービス杯本戦が6月5日に開催され、洪道場出身の福岡航太朗三段が準優勝を収めました!
この先の成長も楽しみで仕方ありません。
がんばってください!