「第23回農心辛ラーメン杯」決勝戦が2月26日に行われ、日本の一力遼九段は韓国の申眞諝(シンジンソ)九段に敗北を喫し、1位韓国、2位日本、3位中国という結果に。韓国は2連覇です。
優勝こそ得られなかったものの、先生方の力により日本は15年連続最下位という流れを今大会で脱することができました。
一力先生は対局後の取材で、
「優勝できなかったのは残念だが、申九段以外の棋士には、日本勢でも(互角に)戦える。次回以降も優勝争いできるようにしたい」(引用:産経新聞)
とお話しされ、悔しさの中にも力強い自信が感じられます。
詳しい結果は、日本棋院ホームページを御覧ください→https://www.nihonkiin.or.jp/match/noshin/023.html
日中韓の代表選手を各5名を輩出し、負けたら交代の勝ち抜き団体戦。持ち時間1時間、秒読み60秒1回、コミ6.5目。韓国棋院主催、後援に株式会社農心が付き、賞金は5億ウォン(日本円で約4800万円)。
毎年開催され今年で23回目になるが、感染症防止の観点から昨年以降インターネット対局で行われている。
道場出身の「芝野虎丸先生」も参戦
日本の出場選手は以下に通り。
【2番手】許家元九段
【3番手】井山裕太九段
【4番手】余正麒八段
【5番手】一力遼九段
道場出身棋士では、芝野虎丸先生も参加し先陣を切りました。
残念ながら勝利には結びつきませんでしたが、バトンを受け取った許先生が1勝をもぎ取り、続く井山先生が4連勝を飾ります。
その後、世界ランク1位韓国の申眞諝九段に、余先生・一力先生が立ち向かう展開に。
世界ランク2位中国の柯潔九段にも力を見せつけた申眞諝九段、強かったですね…!
SNSでも沢山の応援の声が
同じ洪道場出身の平田智也先生も応援!囲碁将棋プレミアムで解説をされていました。
いつも通り、頑張って。
僕も解説頑張る。(平田) https://t.co/7jTjYrGroE— 孫喆・平田智也 (@zero_pieces) February 25, 2022
つるりんちゃんねるでお馴染みの鶴山先生も元気玉でパワーを集めていました(笑)
いよいよ明後日、泣いても笑っても最終戦🤩
日本チームの優勝をかけて我らが一力遼九段出陣です‼️
日本の、いえ全宇宙の皆様、一力九段に元気を分けてくれっ🔥というわけで?みんなで一力九段を応援しましょう📣
頑張れニッポン🇯🇵✨#元気玉 #応募してるわけではありません笑 https://t.co/wIp7IARLV8 pic.twitter.com/CSDgXkUMhn— 鶴山淳志 (@igo_mokkosu) February 24, 2022
一般の囲碁ファンの方々も応援の声を沢山寄せており、いつになく盛り上がった大会でした!
動画でも紹介されています
実際の対局は日本棋院のYouTubeにアップされています。
もちろん決勝戦だけなく、全ての対局をわかりやすい解説付きでご覧いただけます。
まとめ
「第23回農心辛ラーメン杯」決勝戦が2月26日に行われ、日本の一力遼九段は韓国の申眞諝(シンジンソ)九段に敗北を喫しましたが、日本は2位という成績で終えることが出来ました。
先生方、本当にお疲れさまでした。次回も楽しみにしています!