1/5(水)に日本棋院が「2021年賞金ランキング昇段」を発表しました。
合計11名が選出され、洪道場出身の「小池先生・福岡先生・曽先生」が昇段されました!おめでとうございます!
小池芳弘 六段 → 七段へ昇段
(2021年賞金ランキング 六段1位)
Twitterアカウント→小池芳弘(棋士)
福岡航太朗 二段 → 三段へ昇段
(2021年賞金ランキング 二段1位)
曽富康 初段 → 二段へ昇段
(2021年賞金ランキング 初段2位)
7大棋戦(棋聖・名人・本因坊・王座・天元・碁聖・十段)の年間賞金獲得1位,2位が昇段する制度(6段→7段は1位のみ)
【洪道場エピソード】小池先生「オーラ」
小池芳弘(コイケヨシヒロ)先生は洪道場出身棋士イベント「白黒さんぽ」のゲストとして、参加してくださったことがあります。
その際の大盤解説は、同じく洪道場出身棋士の芝野虎丸先生との一局。
やや不利局面の小池先生が勝負手を放ち、見事勝利を収めます。対局時の印象を洪先生が語ってくれました。
「黒の反撃が流石芳弘です。芳弘は対局中すごいオーラを出します。私は「殺気」を何度も感じました(笑)まさに武士のオーラです」
小池先生の強さは盤外にもありそうです◎
【洪道場エピソード】福岡先生「囲碁留学」
福岡航太朗(フクオカコウタロウ)先生は小2で洪道場に入会し、小4で韓国へ留学を決意します。
言葉も通じない、文化もわからない、とても10歳になる子どもの覚悟とは思えません…。なんという意志力でしょうか。
当時、洪先生はご家族にこう伝えました。
「一番厳しい道場に一人で送りましょう。一人で耐えられなかったら、超一流棋士は無理です。」『NHK囲碁講座』2019年8月号より
ひ、ひとり…!福岡先生とご家族の夢に応えた洪先生の熱い思いも伝わってきます。
改めて道場生と洪道場の覚悟の強さを実感しました。
【洪道場エピソード】曽先生「頼れるお兄さん」
曽富康(チャン・フーカン)先生はマレーシア出身で2019年に入段されました。
道場では自分の勉強だけでなく、年下の道場生たちにも優しく教えています。
みんな曽先生のことが大好きなのが伝わってきます♪ もちろん洪先生からの信頼も非常に厚いです。
「フーカンは1年間頑張ってもプロになれなかったら、国へ戻るという覚悟で来日しました。その覚悟のおかげか、日々の努力がすさまじかったです。院生研修からプロ試験まで毎回全力を尽くす姿がうれしかったです。」『NHK囲碁講座』2021年3月号より
日本語も約3ヶ月で習得したそうです。他人に優しく自分に厳しく、人として出来すぎている…。
ちなみに曽先生と福岡先生は、毎月行っている「洪友会」のゲストとしても来てくださいました!参加者全員に色紙プレゼント、さらに指導碁もついた交流イベントです。その時の様子も記事になっていますので、ぜひご覧くださいね。
【まとめ】
「2021年度賞金ランキング昇段」により、洪道場出身の「小池先生・福岡先生・曽先生」がそれぞれ昇段されました!おめでとうございます。
これで洪道場出身棋士の合計段位は81段です。もう少しで100…!
これからも応援していきます、ではでは!
【洪道場出身棋士イベント】毎月の「洪友会」の詳細はコチラから↓