日本囲碁界で最も権威あるタイトル「棋聖戦」が19日に京都の世界遺産「仁和寺」で決着。
挑戦者「一力遼九段」と棋聖戦10連覇がかかった「井山裕太棋聖」の対局、一力先生が黒番199手中押し勝ちを収め、通算4勝3敗で一力先生が新棋聖となりました。
一力先生は「以前よりは少し自分自身、成長できた部分はあるのかなと思いますが、まだまだ内容的には足りない部分もあったので、引き続き頑張っていきたい(引用:読売新聞)」と4年前の棋聖戦と比べてお話されたとのことです。
読売新聞が主催するタイトル戦。賞金は最高額の4500万円。7局で勝敗を決め、各対局2日間かけて行う。
洪道場で語った一力先生の夢は「棋聖」
一力先生が小学三年生のとき、洪先生は夢を尋ねました。
そのときの答えは日本最高タイトル「棋聖」の獲得。
そこから4年後の今年、同じく井山棋聖との激戦を経て、棋聖を奪取した瞬間でした。涙腺が緩みますね。。
今回、洪先生から一力先生へメッセージをいただきました!
「遼、棋聖おめでとうございます!小さい時からの夢が実現出来て本当に嬉しく思うよ(涙)ずっと走っている遼が本当にすごいと思うんだ。これからもみんなに希望を与えてください!」
SNSでも祝福の声が
三村智保先生も祝福。
昨年多く苦杯を喫する場面を見ただけに今回の勝利は特に重みを感じます。一力さん本当におめでとうございます! https://t.co/MCNvuTyflE
— 三村智保 (@igomimu) March 18, 2022
現場にいらっしゃった吉原由香里先生もツイートされています。
一力棋聖が誕生しました!!
熱い七番勝負でした!!フォトセッションで記者の方に「思いっきり笑って」と言われてもぎこちなかった笑顔が、会見中の面白い質問につい大笑い^^いい笑顔を見せてもらいました😊
素晴らしい戦いを見せてくださった両者に感謝です。 pic.twitter.com/rm3fveqvcM
— 吉原由香里 (@yukariyoshi104) March 18, 2022
もちろん週刊碁も大見出し!
【#週刊碁 3月28日号(3月21日発売)】
・棋聖戦七番勝負第7局
・NHK杯決勝
棋聖戦は挑戦者の一力遼九段が勝利し、棋聖を奪取しました。NHK杯は一力九段が2年連続3度目の優勝を飾りました。 pic.twitter.com/z2S1hdpU6g— 日本棋院出版部 (@Nihonkiin_book) March 19, 2022
一般の方のコメントもTwitterやYouTubeのライブ中継上でたくさん寄せられています。
対局をみたい!
プロの先生の解説付きで、棋聖戦すべての対局をご覧になれます。ありがたいですね。
東北も大盛りあがり
一力先生は仙台市出身、そして河北新報の社長のご子息です。
もちろん河北新報でも取り上げられました!
まとめ
日本囲碁界で最も権威あるタイトル「棋聖戦」が19日に京都の世界遺産「仁和寺」で決着。
挑戦者「一力遼九段」と棋聖戦10連覇がかかった「井山裕太棋聖」の対局、一力先生が黒番199手中押し勝ちを収め、通算4勝3敗で一力先生が新棋聖となりました。
大きな夢が1つ叶った瞬間に立ち会えて光栄です。
これからもさらなる飛躍を期待しています!