【女流名人戦】藤沢里菜先生が「名誉女流名人」に
今月16日、博多・カマチ杯女流名人戦第三局が日本棋院で行われ、仲邑菫二段に藤沢里菜女流名人が勝利し「名誉女流名人」の称号を獲得しました。
仲邑菫先生が最年少タイトル挑戦者ということで囲碁界外でも話題になりましたが、道場としてはやはり藤沢里菜先生が「名誉女流名人」を獲得されたこと喜びたいですね!
後のインタビューで藤沢先生は「井山先生や謝先生の連覇は見てきたのですが、自分ができるとは思っていなかったので…。不思議な感覚ですね。毎シリーズ、一生懸命にやった結果、気付けば積み上がっていた、というような感じです。(引用:日本棋院)」とコメントされ、タイトル戦11連勝を飾りました。
公式名は「博多・カマチ杯女流名人戦」。予選を勝ち抜いた女流棋士の中からリーグ戦で挑戦者を決定。挑戦手合は3番勝負となる。賞金額700万円。5連覇すると「名誉女流名人」の資格を獲得し、歴代で謝依旻先生に続き、藤沢里菜先生で2人目。
洪先生から藤沢先生へのメッセージ
藤沢先生は6歳の時に囲碁のルールを学び、道場で日々研鑽を積みながら11歳6ヶ月でプロ入りを果たします。当時は男女含めて最年少入段記録でした。(現在は仲邑菫先生の10歳0ヶ月)
洪道場には週6日、平日は学校終わりから、休日も朝10時から夜の21時まで囲碁の勉強をされていたました。
たくさんの時間を過ごした洪先生にとって、藤沢先生はまさに家族のような存在。
そんな洪先生から藤沢先生へ、祝福と激励のメッセージをいただきました。
里菜と6歳頃から一緒に勉強した時間と記憶、それは私の宝だよ。本当におめでとう!菫の成長はとても速く必ずまた挑戦するよ。菫のためにも里菜が大きな壁になってほしいです。いつも元気に幸せにね^_^
師弟関係以上の絆を感じますね!
洪道場もお祝いムードです◎
プロ棋士の先生方のSNSの反応
同じく名誉女流名人の謝依旻先生、2戦目に向かうお二人を讃えられていました。
女流名人戦第一局、序盤は藤沢里菜女流名人のペースでしたが、中盤から、仲邑菫二段の追い上げも素晴らしかったと思います。
途中、仲邑二段にもチャンスがあったように見えますが、藤沢女流名人のさすがの終盤力でシリーズの一勝目をあげました。
明日の第二局も注目ですね!👀✨ https://t.co/otNpdwyqye
— 謝依旻 (@yimin1116) April 15, 2022
鶴山先生も藤沢先生と仲邑先生に激励。
藤沢里菜女流名人強かった😱‼️‼️
仲邑菫二段が里菜ちゃんの力を引き出してしまったように感じました👀
菫ちゃんはこれを糧にまたタイトル戦に戻ってきてほしい…というより間違いなくまた戻ってくるでしょうね😆
次のタイトル挑戦が今から楽しみです🤩
対局者のお二人、関係者の皆様、お疲れ様でした☺️ https://t.co/Jf4xnYqCzK— 鶴山淳志 (@igo_mokkosu) April 16, 2022
YouTubeや週刊碁で特集されています
日本棋院のYouTubeチャンネルで今回の女流名人をフルで見れます。
解説が分かりやすいので、囲碁をカジュアルに楽しんでいる方でも大丈夫です(^^)
もちろん週刊碁でも特集!
【#週刊碁 5月2日号(4月25日発売)】
・博多・カマチ杯女流名人戦三番勝負②
・日本棋院公認芸能人囲碁部
女流名人戦は藤沢里菜女流名人が仲邑菫二段を下し、5連覇達成!日本棋院公認の芸能人囲碁部創設!メンバーは戸島花さん、新井素子さん、照井春佳さん、ダイアナ・ガーネットさん、伊藤裕一郎さん pic.twitter.com/H8qk9lBTxq— 日本棋院出版部 (@Nihonkiin_book) April 23, 2022
まとめ
今月16日、博多・カマチ杯女流名人戦第三局が日本棋院で行われ、仲邑菫二段に藤沢里菜女流名人が勝利し「名誉女流名人」の称号を獲得しました。
また、藤沢里菜先生はTwitterなどのSNSでも発信されています。
パーソナルな部分も垣間見れて、親近感が湧くようなツイートが魅力です!
ぜひチェックしてみてくださいね◎
ここ2年でのハンバーグの成長笑(写真の撮り方含め…?)
一枚目は今日作りました☺️ pic.twitter.com/H02ndcH5eG— 藤沢里菜 (@rinafujisawa) April 25, 2022